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新しい田原本三つの未来

活動報告

 

2020年8月1日

8月町長メッセージ「災害に立ち向かえる備えを」を更新しました。

令和2年7月豪雨により、九州や中部地方等で、被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方、そのご遺族の方々に謹んでお悔やみ申し上げます。

 

 

田原本町では、昭和57年、平成29年の台風や、局地的大雨などによる内水被害に悩まされてきたことから、現在、国、県の協力を得て対策を進めています。まず、奈良県平成緊急内水対策事業の工事着手第1号として、町社会福祉協議会駐車場他雨水貯留施設の整備を進めています。工事は二期計画で行われ、一期目は11月に完了予定で、最終的には来年春の完成を目指しており、これを皮切りに5年をかけて、さらに町内5ヵ所で、順次整備が進められます。

 

 

昨年度には、県に要望し続けていた、寺川をはじめ一級河川の堆積土砂の浚渫を行っていただきました。本来の川の持つ流量を確保でき、氾濫等の抑制につながっています。

 

 

他にも、十六面・西竹田雨水調整池、阪手二丁池等の貯留運用、大和川支流から逆流している水路の逆流防止樋門の追加、河川の水位をリアルタイムで観測し、注意喚起メールを自動配信する「水位監視システム」の導入など、内水被害を軽減するためのさまざまな対策を行っています。

 

 

 

災害への備えは、行政によるハード面の整備だけでなく、住民の皆さまと一丸となって取り組んでいくものと認識しています。

 

 

特にコロナ禍にある今は、感染リスクを抑えるための分散避難を考える必要があります。先月16日には避難所開設・運営訓練を実施し、職員の災害対応力を養いました。そして震災など大規模災害発生の際は、自治会等の皆さまにも、集会所の利用などご協力をお願いさせていただきたいと考えております。

 

災害への対策は、日頃からの意識と行動で変わります。防災備品の準備や避難の方法、身近な場所での避難所運営など、住民の皆さまには、頭の片隅に防災のことを意識しながら、生活していただければと思います。

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