2021/1/28
令和3年度4月1日より電子入札をスタート
田原本町は奈良県で1番最後の中学校給食実施市町村で、町長に就任時から早期の中学校給食実現を公約に掲げてきました。
そして平成29年度事業として、国にも働きかけ補助金の採択へと取り付け、臨時議会も再三開催していただき、やっとの思いで中学校給食施設建設に取り組むことができると安心した矢先、度重なる談合情報により入札中止、建設工事の延期を判断したことは、今でも悔しさで胸が苦しくなります。
事業費の捻出や入札の疑義解消を実現し、何とか困難を乗り越え、平成31年度内で実現することができたのが田原本の中学校給食事業です。
その経緯から、従来の入札事務からの脱却を課題として担当課に調査を指示し、田原本にもできる新しい入札制度を考えてくれていました。そして令和2年度は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、入札を郵便入札へと変え、令和3年4月からは電子入札の導入となります。3万人規模の自治体での導入にはハードルが高いと聞いていますが、担当課の取り組みで実現することができました。
事務手続きに関する対面での接触機会を減らすことで、新型コロナウイルスの感染拡大防止にもなり、入札事務のICT推進、ペーパーレス化、押印廃止も備えた取り組みとしてスタートします。
http://www.town.tawaramoto.nara.jp/buisiness/nyusatsu/5104.html