3月19日、令和3年田原本町議会第1回定例会が閉会となりました。修正議案も含めて、提出させていただいた議案全てご議決いただけたことに感謝します。

 

 

特に、来年度の田原本行政を進めていくためにも必要な「令和3年度一般会計予算」が2名（共産党の吉田容工議員・西川六男議員）による反対討論がありましたが、無事に賛成多数で議会の承認いただき感謝申し上げます。

 

 

令和3年度当初予算には

 

新型コロナワクチン接種体制確保事業（1億7,374万9千円）

ヘルスケアプロジェクト事業（5,943万1千円）

保育所新設事業（9,971万7千円）

学童保育拡充事業（9,980万円）

放課後子ども教室（1,816万2千円）

生涯学習事業（1,509万円）

社会体育事業（2,207万円）

田原本駅南地区市街地再開発事業（3億7893万7千円）

道路新設改良事業（1億6,396万2千円）

一般下水路事業（1億2,708万6千円）

食品資源循環事業（2,675万円）

コミュニティFMラジオ事業（1,000万円）

 

など、住民生活を支える上で重要かつ必要な事業予算を含んでおります。

 

 

担当課を含め職員で必死に作り上げてくれた予算案が、残念ながら全員賛成で承認とはいきませんでした。もちろん様々なご意見を頂戴しながら町政を進めていきますが、特に西川議員の反対討論には驚きが隠せない内容でした。

 

主な反対意見は

◯前町長と比べて将来負担費比率、経常収支の悪化、財政調整基金の減少がある。

◯町の将来の財政が心配であるので、歳出削減をするべきだ。

◯前町長は補助金もカットし、歳出削減をされ、毎年何億というお金を残された。

◯新設道路やインフラ整備ももっと積極的にするべきだ。

◯保育園は費用がかかる民間ではなく公立でするべきだ。

◯教育施設への投資をもっとするべきだ。

◯歳出削減をしながら、積極的投資をするべき。

 

お金を使うべきでないと言いながら、投資しろ！と。その方法は教えていただけませんでした。

 

 

私には到底理解できない反対討論でしたので、じっくり熟読して理解できるように努めます。

 

 

2名の反対討論を受けましたが、賛成多数でご議決いただいたことに感謝します。皆様から預かった大事な税金です。無駄のない歳出にもちろん心掛け、田原本に住んで良かったと言われる新しい未来づくりに邁進します。