2021/7/5
令和4年度 政府予算編成に関する提案要望説明会
奈良県内選出の国会議員の皆様に対し、荒井知事、県議会議員と県内39市町村長が集まり提案・要望説明を実施する年に一度の説明会が7月3日(土)奈良県コンベンションセンターにて開催されました。
奈良県からは17項目、県内市町村からは62項目についての提案・要望がされました。地域地域によって取り組むべき課題にも変化はありますが、一気に進案件もあれば少しづつしか動かないこともありますので、要望だけでなく、課題点を掘り下げ、解決の糸を見つけながら進めるためにも、国・県・市町村が問題点を共有し進めていくことが重要と認識しています。
田原本町からは
①子育て支援人材の確保について
②地域DXのためにインフラ整備について
以上の2点を要望いたしました。
特に2点目は、今後多様化する地域ニーズに対応するためには行政DXが必要であります。限りある人的インフラと財源で全てに対応することは不可能です。そのためにも行政DXを進めていかなくてはなりませんが、マイナンバーカードを軸とした制度設計を要望しました。
また行政DXを進めるにはデジタル人材が不可欠です。田原本のような小規模自治体ではデジタル人材を新規採用する余裕はありません。複数の自治体での人材確保、財政支援が受けられるよう制度設計を要望しました。
デジタル庁も新設され、コロナ禍により地方自治体のあり方も変わっていく中、地方自治体が行政DXを進めていくために必要な法整備と制度設計をぜひ実現していただきたいです。