2月18日、川上村との森林整備等の実施に関する連携協定を締結いたしました。昨年加盟いたしました「上下流連携による木材利用等促進コンソーシアム」の枠組みを通して、具体的なご提案をいただいた栗山川上村長、東谷議長をはじめ、川上村役場の職員の皆様に感謝申し上げます。

 

 

森林の無い田原本町に毎年人口割として国から贈与される森林環境譲与税をどのように効果的に活用すべきかを考える中、コンソーシアムの枠組みを通して具体的な事業提案をいただき、本町が目指すゼロカーボンシティの実現にも資することからも、この度の協定に至りました。

 

 

 

具体的事業として

①森林整備・カーボンオフセット事業

田原本町が実施する川上村の森林整備を実施することにより創出されるCO2吸収量を田原本町から排出されるCO2の一部を相殺（カーボンオフセット）し、脱炭素社会の構築を推進する。奈良県の森林CO2吸収量認証制度を活用予定。

 

②森林環境教育事業

川上村を森林環境教育の活動フィールドとし、田原本町民の森林環境への理解の醸成や青少年の健全育成に繋げる。

 

③木材利用促進事業

事業①により生じる間伐材などを活用した木製小物を調達し、田原本町民に配布することにより、森林環境への理解の醸成に繋げる。

 

 

この協定を機に川上村と連携を深め、持続可能な循環社会の構築に貢献できるよう努めます。