2022/3/20
これからの医療とまちづくりシンポジウムin奈良
3月20日(日)、奈良市内で開催されました「これからの医療とまちづくりシンポジウムin奈良」に参加して参りました。
田原本町は「健幸都市宣言」を唱え、スマートウェルネスシティとしてヘルスケアプロジェクトに取り組んで2年が経とうとしています。本年度からは「協会けんぽ」とスタートした健康経営を自治体として積極的に啓発し、多くの地元企業様に取り組みを始めていただきました。町全体で健康をキーワードにまちづくりが動き出しているところです。
一方で高齢化、過疎化に加え新型コロナウィルス感染拡大で高齢者の社会とのつながりが分断され、孤立化の進行に歯止めがかからない社会的状況にあります。こうした中、岸田政府の骨太の方針に社会的処方が明記され、厚生労働省がモデル地区を設定し、推進する段階となってきています。
本日のシンポジウムでは
近藤尚己教授
京都大学大学院・医学研究科・社会健康医学系専攻・社会疫学分野
佐藤啓参議院議員
自由民主党・明るい社会保障改革推進議員連盟・事務局長
のお2人を講師に、社会的処方と何か、健康には社会とのつながりがいかに必要かなど基本的なことをわかりやすく教えていただくことができました。
キーワードはソーシャルキャピタル。公衆衛生活動におけるつながりづくりを田原本町としてどのように取り組んで行けばよいか検討していきたいと考えています。