2022/10/5
奈良県域水道一体化について
奈良県県域水道一体化論点検討部会において、奈良市の考え方と協議会の考え方との相違点が整理できたことは大きな成果であります。奈良市は水道料金に重点、協議会は全国より進む深刻な水道施設の老朽化対策に重点といった考え方の違いでありました。
「持続」「強靭」「安全」な水道事業の確保が県域一体化の目的であります。先行してスタートした磯城郡水道事業団の設立においても料金抑制はあくまで副産物であり、管路更新の積極的な推進が大きな目的でした。県域一体化においても、その目的実現への追加支援策は効果的であり、参加自治体の管路更新対策へさらに踏み込んだ県の姿勢が示されたと考えています。
奈良市が参加しないのは残念で仕方ないが、今後も協議会の一員として安心・安全な水道事業を運営する基盤づくりを進めていきます。