2022/10/21
食品資源循環事業による「たい肥」の配布
2050年ゼロカーボンシティ宣言自治体として取り組みを進めている事業の一つに「食品資源循環事業」があり、この度食品残渣から生成された「たい肥」の配布事業を実施しました。
田原本町では環境問題への取り組みを推進するために、環境未来推進課を新設しゴミの分別事業やリサイクル率の向上に向けた取り組みを一歩づつ進めています。民間企業とタイアップして、歯ブラシ、使い捨てカイロ、インクカートリッジ、使い捨てコンタクトレンズケース、廃食用油など多岐にわたる分別収集をスタートし、年々回収率も増加しています。
今回は生ごみに焦点をあて、令和4年3月よりモデル地区自治会(黒田・宮古・西八尾・富本・西新町)192世帯と幼稚園・小学校・中学校から出る生ごみと給食残差を活用、約20tの生ごみを焼却処分ではなく「たい肥」へと再資源化することができました。
この度、再資源化でできた「たい肥」をモデル地区自治会と学校関係者に植木鉢、土と寄贈いただいた花とセットにした配布も開始されることになりました。
今回を契機に、少しでも環境負担が軽減でき、生ごみも再資源化できると認識することで住民の皆様の行政活動にご理解をいただけることを願っています。
「一人ひと花運動」として、花で彩りと賑わいを創出します。