2022/10/21
大和平野中央田園都市構想 令和4年度第1回フォーラム
10月20日、令和4年度第1回「大和平野中央田園都市構想〜Well-Beingなまちづくり〜」が田原本町青垣生涯学習センターで開催され、会場には200名以上の来場者、オンラインでも数多くの参加者があり、300名以上の参加者を交えたフォーラムとなりました。
荒井正吾奈良県知事
森田浩司三宅町長
小澤晃広川西町長
矢作恒雄慶應義塾大学名誉教授
池野文昭スタンフォード大学主任研究員
久野譜也筑波大学大学院教授
住民代表として
岡本春江様(田原本町)
志野幾子様(三宅町)
菊池礼香様(川西町)
にもご登壇いただき、基調講演やパネルディスカッションを通して大和平野中央田園都市構想が目指す地域像を共に議論いたしました。
「リカレント教育と子育て」をテーマにした議論においては
●出産・転入を機に必ず施設に所属することで母親を孤独にさせない制度
●就労を前提としない保育園入所
●県営施設「まほろば健康パーク」のサテライト公園
●コロナ禍でも田原本町は出産数、妊娠届出数が減っていないことを踏まえ、夫婦の就労と居住が近接することで子育て環境が整っていれば少子化にも歯止めがかけられる地域
●子どもがいることで幸せになれる地域への空気を変える挑戦
を提案させて頂きました。全ての世代が幸せを感じることができる地域を目指したこの構想実現に現場の声を積極的に出していけるこのチャンスをしっかりと掴んでまいります。
磯城郡が位置する大和平野は、奈良県総人口の90%(約120万人)が居住している地域で、平地であり、中心部を大和川が流れている田園地域です。この地域の周辺インフラは今後20年で大きく進展し、五條市には広域防災拠点空港、2037年には奈良市附近にリニア中央新幹線の駅ができることが決まっています。空港と新幹線の駅の中心部にあり、京奈和自動車道でつながることのできる大和平野には大きな可能性があると確信しています。
令和2年からスタートした大和平野中央 プロジェクトからスケールアップした「大和平野中央田園都市構想」を、今後の奈良県発展の原動力として関係者の皆様と共に力強く進めていきます。