2023/2/21
公共施設あり方検討の住民による協議会スタート
2月18日、「田原本町公共施設あり方検討」住民による協議会開始にあたり挨拶させていただきました。
大阪のベッドタウンとして人口が増えてきた本町ですが、公共施設も併せて増加してきました。平成17年をピークに人口減少へと転換しています。ここ数年、子育て政策を打ち出し、転入増加へと転換しておりますが、就職や進学時に転出される方も多く、人口増にはたどり着いていません。
財政状況、施設の老朽化などを踏まえると、現状の規模で公共施設を維持することは非常に厳しい現状であり、施設の再編は待ったなしの状況であると考えています。公共の判断をするとき、総論賛成・各論反対の反対意見から起こる細部にわたる批判の声が大きくなりがちであり、本来の利用者当事者の認識のズレがあると認識しています。
そこで、「無作為」に選ばれた1,000人の住民の方へ案内を送付し、応募のあった36名の方と磯城野高校に通っておられる住民2名にも参加いただき協議会を立ち上げました。
約5ヶ月にわたって、公共施設のあり方を利用者でもある住民の皆様が町の未来について「自分ごと」として考えてもらうことに主眼を置き、ここでの議論の結果は本町の公共施設の再編の参考として考えていますので、活発な議論を期待しています。