2026/2/8
既存の仕組みを繋ぎ、官民のメリットを最大化する

「新しい政策には、新しい予算が必要だ」 行政の世界では、しばしばそう考えられがちです。
しかし、私の考えは少し違います。
「官民連携」はビジネスマッチングではありません。
今ある仕組みを精密に繋ぎ合わせることで、行政と民間、双方が新たなコストを負うことなく、最大のメリットを享受できる「最適解」をデザインすること。これこそが、私が最優先で取り組んでいる課題です。
ステークホルダーに「新たな負担」を求めない設計
今回、私が制度設計に関わった「たわらもと保育士チャレンジ応援プロジェクト」は、まさにその姿勢を形にしたものです 。
通常、これほど手厚い支援を行うとなれば、行政の巨額な持ち出しや、民間企業の重い負担が議論の壁となります。
しかし、今回は違います。
既存の制度をパズルのように組み合わせることで、
関係する全てのステークホルダーが新たな金銭的負担をすることなく、
新しい価値を生み出すことに成功しました。
➡働く側:授業料は各園が負担し 、勤務時間内に給与を得ながら勉強ができる 。
➡受け入れ園:既存の支援スキームを賢く活用することで、実質的なコストを抑えながら、意欲ある即戦力候補を確保できる。
➡行政(田原本町):新たな予算を計上せずとも、待機児童対策や雇用創出といった町政の重要課題を解決できる 。
「知恵のつなぎ合わせ」こそが、真の行政経営
かつて私が町長としてゴミ処理問題や行政改革に立ち向かった際も、解決の鍵は常に「既存のリソースをどう組み替えるか」にありました。
世の中には、まだ活用されていない制度や、点在している補助金が数多くあります。
それらを単体で見るのではなく、民間企業のニーズと行政の目的を結びつける「導線」として再定義する。
この「知恵のつなぎ合わせ」こそが、今の地方創生に最も求められているイノベーションだと確信しています。
保育士不足という壁を、アイデアで超える
保育士試験の合格率は通常20%程度ですが 、適切なスクール受講を仕事の一環として組み込めば、80%程度まで引き上げることが可能です 。
「資格を取りたいけれど、お金も時間もない」 そんな個人の悩みを、社会の仕組みを変えることで解決する。
しかも、誰も無理な負担をせずに。
これからも私は、現場の熱意と行政の仕組みを繋ぐ「触媒」として、社会全体の課題解決に邁進してまいります。
【募集概要】 「保育士として働きたい」という志を持つ方を、応援します。
➡支援内容:受講費用法人負担、受講時間も給与あり、仕事と学習の両立スケジュール 。
➡対象:大学・短大・専門卒、または高卒+実務経験2年以上の方 。
➡主催:(一社)保育士資格取得支援推進協会
東京都渋谷区渋谷3-6-6渋谷パークビル7F
TEL:03-6805-0195