2019/5/1
町長メッセージ『令和の時代を迎えて』
5月1日から新しい「令和」の時代が始まりました。「万葉集」から引用され「一人ひとりの日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる日本でありたい」との願いが込められています。本町といたしましても住民の皆さんとの連携を強化し、「住んでよかった」と思ってもらえる田原本のまちづくりに心あらたに全力で取り組んでまいります。
田原本中央合唱団が創立50周年、田原本町文化団体連絡協議会が設立40周年を迎えます。町の文化活動が今日まで積極的に行われてきた成果であると思います。文化団体の活動をはじめ、住民の皆さんが仕事と家庭だけではなく、文化活動・生涯教育活動を通して、喜びや生きがいを求められた結果、文化の多様性が育まれる町となりました。
昨年は、田原本町絵画教室35周年記念展を橿原文化会館へ見に行きました。熟練の技が感じられる作品がある一方、定年後に始めた人もおられました。他にも太極拳やレクダンス、コーラスなどの活動も見学しました。皆さんの生き生きとした顔を拝見し、文化活動・生涯教育活動による社会との接点、仲間づくりが心の好循環を生み出し、何よりの健康寿命延伸の方策ではないか、と感じました。
見学の際、会場予約の取りづらさや備品ニーズなどの声をいただき、町民ホールの予約開始を1ヵ月前から2ヵ月前に変更しました。他にも、グラウンドゴルフ場の利用回数の増加、青垣生涯学習センターと町民ホールに移動式の姿見鏡を導入するなどしています。
第4次総合計画に掲げる「子どもから高齢者まで 誰もがいきいきとした暮らしを楽しむまち たわらもと」の実現に向け、全ての年代の皆さんが日々の生活に魅力や希望を持ち、個性と生きがいに花を咲かせられるよう、文化活動・生涯教育活動を積極的に応援する町でありたいと考えています。