田原本町では、災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレ」に参加し、関西では初めてとなるトイレトレーラーの納車式を行いました。新型コロナウィルス拡大懸念の観点から、当初はご協力いただいた皆様をお招きしての式典を予定しておりましたが、中止をし、簡易な納車式のみとなりました。

 

 

このトイレトレーラーの目的は、本町の災害時に使用するのはもちろん、このプロジェクトに賛同した全国の市町村が被災地に集結し、お互いを助けあうことにあります。この輪が全国に広がれば、助け合う日本の実現が可能となると信じています。

 

 

関西では初めての納車となりましたので、ぜひご希望ある自治体には資料の提供もしていきたいと思います。

 

 

この事業は、総務省の「緊急減災・防災事業債」を活用し、自治体負担分をクラウドファウンディングで資金調達を実施しており、今回個人から寄付114件（21都道府県）、企業からの寄付17件で合計5,120,273円という皆様からの多額の善意により成し遂げることができました。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

 

 

本町が、被災した場合はもちろん、他市町村が被災した場合、被災地にトイレトレーラーの派遣も実施し、平時は町のイベント等に派遣し、災害時のトイレ備蓄についての啓発にも積極的に活用していきます。

 

 

災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレ」

http://corp.tasukeaijapan.jp/toilet/