2020/5/14
【39県の緊急事態宣言解除を受けて】
奈良県を含む39県において、4月16日に全国に拡大された緊急事態宣言の解除が、本日5月14日に正式に決まりました。
奈良県においては、奈良県対処方針(5.13)を「出口戦略検討会議」に照会、5月15日(金)に取りまとめ、第8回奈良県新型コロナウィルス感染症対策本部会議に諮り決定となる予定です。
田原本町としては、政府の緊急事態宣言解除と奈良県の方針を受け、15日に第13回新型コロナウィルス対策本部会議を開催し、今後の対応方針を決定し、明日公表いたします。
私の基本的な考え方としては、5月8日、9日と田原本町から新型コロナウイルスの感染者が確認されいることを踏まえ、緊急事態宣言の解除や休業要請の緩和は、新型コロナウイルス感染症の「撲滅宣言」でなく、感染症対策を行いながら、経済活動・社会活動を「新しい生活様式」とともに、徐々に再開していくことであると考えています。
以下、奈良県ホームページより(http://www.pref.nara.jp/55353.htm)
フェーズ2(県内及び近隣地域の新規感染者数が低水準で低下傾向の段階)にあるものと判断し、休業要請は緩和。
時期:5月15日から
①休業要請等を解除する施設
感染防止策を継続的に実行することを前提に、自粛を解除
・遊興施設等(インターネットカフェ、ゲームセンター等)
・大学・学習塾等
・運動、遊技施設(体育館、野球場、テニス場、マージャン店等)
・劇場等(劇場、映画館等)
・集会・展示施設(博物館、ホテル又は旅館(集会の用に供する部分に限る)等)
・商業施設
※食事提供施設に要請している営業時間短縮についても緩和
②休業要請等の解除を保留する施設
近隣の大都市(京都府、大阪府、兵庫県) での、使用制限継続により、奈良県への利用客流入が予想される施設は、緩和を保留。
・パチンコ店
③休業要請等を継続する施設
クラスター発生事例があり、感染リスクが高い施設は、緊急事態宣言が解除されるまで、引き続き施設の使用制限を要請
・遊興施設(キャバレー、ナイトクラブ等の接待を伴う飲食店、スナック、バー、カラオケ、ライブハウス等)
・運動施設(スポーツクラブ、ホットヨガ、ヨガスタジオ)