2020/10/11
耐震工事後の田原本町立北幼稚園を見学
今夏、耐震工事を実施した町立北幼稚園へ伺ってきました。
私が約41年前通園していた園舎がそのまま残っており、教育委員として訪問した時も卒園児として懐かしい思い出が蘇ってくる空間です。おそらく日本で一番大きな砂場のある幼稚園、そして国史跡「唐古・鍵史跡公園」が園庭として使える唯一の幼稚園です。
今回の耐震工事は、設計を提案型で募集するという田原本の耐震工事では今までにないやり方で実施しました。従来は行政側で設計し、工事へと移行するやり方でありますが、今回は民間の発想で現場の使いやすさや保育の視点からの設計提案を受け、実施に向け行政が予算を出すという田原本にとっては初めての手法となります。
工事後、始めて中に入らせていただきましたが、保育室改修からの耐震という視点で随所に工夫を取り入れおり、耐震工事と大規模保育室改修兼ね備えた良い結果を得ることができたと確信しています。
外観はあまり変わりませんが、保育室やトイレが劇的に変化しており、子ども達や職員も安心して過ごせる環境となりました。
今回の耐震工事も良い事例ですが、行政という枠組みだけに拘らず、民間の知恵もお借りしながら、効果的な行政運営を進めていきます。