この度、ご縁がありNewsPicksのエキスパートに認定いただきました。専門家の一人として、皆様の有益な議論やインプットに貢献できるよう努めてまいります。

 

さて、今回「エキスパート」という形で外部から評価をいただいたことで、改めて「自身の市場価値」について深く考えるきっかけとなりました。

自分が持つスキルや経験が、社会や市場においてどのような価値を持つのか。これを客観的に把握することは、プロフェッショナルとしてキャリアを築く上で非常に重要だと痛感しています。

 

翻って（ひるがえって）、政治家のキャリアについて考えてみます。政治家は、国や地域のために強い情熱を持って活動されている方々が多い一方で、そのキャリアパスは非常に特殊です。

 

残念ながら、政治家としてのキャリアは、一般の労働市場においては「価値が微妙」と見なされがちな側面を経験しました。政策立案や調整能力は高いはずですが、それが企業などで求められるスキルと直結しにくいのかもしれません。

 

その結果として、セカンドキャリアの選択肢が限られ、現職や政治家に「しがみつく」政治屋が多くなってしまうのではないか。そんな構造的な問題を常々感じています。

 

私自身どのような立場であれ、特定のポジションに依存するのではなく、自分自身の専門性や価値を高め続けること。「しがみつく」のではなく、常に社会から「選ばれる」存在であるために、私も自身の市場価値を意識し、研鑽を続けていきたいと思います。

 

皆様、引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。