田原本町長 森あきひろの公式ホームページです。
新しい田原本三つの未来

活動報告

  • 2020年11月15日

    道路ストックの包括的民間委託に関する産学官共同研究

    田原本町において、平成21年度から橋梁点検を開始し、平成23年度から橋梁長寿命化修繕事業を行い、他自治体よりも比較的早い段階から実施していました。

     

     

    しかし人口3万人規模の小さな自治体では土木技術職員の十分な確保が難しく、財政面においても十分な予算の確保が毎年厳しい状況であり、さらには橋梁専門業者における入札不調等の懸念から事業実施は困難を極めており、平成267月の点検義務化による管理橋梁363橋の近接目視点検は何とか完了できたものの、補強工事においては5年以内に完了するには到底至らない状況でした。

     

     

    そのような背景の中、公立大学法人大阪(大阪市立大学)様、株式会社オリエンタルコンサルタンツ様から共同研究へのお誘いを受け、本町を含めた3者で、基礎自治体が橋梁長寿命化修繕事業の推進への課題解決に向けた共同研究が立ち上げられました。

     

     

    試験導入し課題の洗い出しを踏まえ、国土交通省ECI方式に改良を加え、自治体版ECI方式を見出しました。さらに現在はより効率的な橋梁維持管理が期待できる複数年包括発注の導入検討や橋梁に留まらない他の道路施設についても研究を進めています。

     

     

    また国土交通省においても、予防保全に向けた予算措置を進めており、道路の点検結果を踏まえ策定される長寿命化修繕計画に基づいて実施する道路メンテナンス事業等推進のため、地方公共団体が実施する道路事業に対しては計画的・集中的に支援を実施する個別補助制度を令和2年度より創設されることになり、田原本町も活用をできることになりました。

     

     

    以上のことから、本町が抱える課題解消が見込むことができ、橋梁長寿命化修繕事業を5年以内の令和6年度までに損傷レベルの高い橋梁39橋全てに置いて地元施工業者を中心に完成させる目標を掲げ、令和2年度は橋梁を対象として点検・長寿命化修繕計画、補修設計、補修工事、情報管理までを包括的に進めていく委託業務の発注に至りました。

    田原本の未来に向け、通常業務外にも取り組んでくれた職員達、大阪市立大学山口教授、株式会社オリエンタルコンサルタンツ野崎社長のご尽力に感謝申し上げます。記者発表内容は近く専門誌に掲載される予定であり、ご参考にしていただければ幸いです。

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