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2020年4月28日
田原本町の取り組みについて③(今後の取り組み)
今後、田原本町で実施予定の取り組みをお知らせします。
準備が整い次第の開始を予定しています。
詳細が決まれば田原本町ホームページ等でお知らせします。
タワラモトンタクシー利用料金助成事業
田原本町で実施している外出支援事業であるタクシー初乗り補助事業「タワラモトンタクシー」の助成事業の対象を拡大します。タクシー事業者が日常生活の移動に代わる役務提供を行ういわゆる「救援事業」についても助成の対象とします。詳しくは町内タクシー事業者へお問い合わせください。
郵送請求手続きの実施及び簡素化
役場の窓口での人と人との接触を可能な限り限定するため、郵送による手続きが可能なものについては導入を進めていくとともに、便箋等に必要事項を記載することでも可能とするなど、手続きの簡素化を努めます。
郵便入札の実施
現在の持参投函による方法を入札時の入札参加者及び職員の接触機会を低減するため、令和2年5月1日以降に執行する全ての入札について「郵便入札」の方法で行います。
たわらもとマスクバンクの開設(田原本社会福祉協議会と共同)
マスクの入手が困難な状態が続く中、「たわらもとマスクバンク」を開設し、町民の皆様から手作りマスク等の寄贈を受付け、高齢者や障がいをお持ちのマスクを必要とされている人へ届けます。
いきいき百歳体操(簡易版 You Tube配信)
イベントなどの自粛による活動場所の減少に伴う足腰の衰えなど、心身機能の低下が懸念されることから「いきい百歳体操~田原本版」を引き続きYouTubeで動画配信し、新型コロナウィルスに負けない体づくりを目指します。
https://www.youtube.com/watch?v=2mtz3YmVIQY
唐古・鍵考古学ミュージアムの展示紹介(You Tube配信)
現在休館中の唐古・鍵考古学ミュージアムをご自宅で少しでもご覧いただけるよう動画で紹介する予定。動画では通常は見ることができな展示品のアングルや、学芸員ならではの視点で分かりやす解説などを加えて紹介します。
学習支援オンライン学習の検討
小・中学校の臨時休校が延長され、子ども、保護者が不安を抱える中、家にいながら学べるオンラインでの学習を活用し、基礎学力や学習習慣を身に着けるための支援を検討しています。
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2020年4月28日
田原本町の取り組みについて②(4月27日専決・補正予算での支援策)
4月27日に専決処分をさせていただいた補正予算による住民の皆様への支援策をお伝えします。
国の給付事業に追加して、田原本町独自の支援策も実施します。
4月補正予算のポイントは
①感染拡大防止と予防に向けた支援
②住民生活への緊急支援
③大変な時だからこそ、いつも以上に住民に寄り添う使命をもつ行政の役割
④財源は、春から秋までの事業の中止分と財政調整基金の取り崩し
(国の事業)
特別定額給付金給付事業
国の新型コロナウィルス感染症緊急経済対策で、迅速かつ的確に家計への経済的支援を行うための事業
対象者 :31,828人
事業総額:3,216,404千円
(国の事業)
子育て世帯への臨時特別給付金給付事業
国の新型コロナウィルス感染症緊急経済対策で、子育て世帯への生活支援を行うため、臨時特別給付金の支給事業
対象者は、令和2年4月分の対象となる児童(3月分の対象となる児童含む)に係る児童手当の受給者。
3月まで中学生だった児童も対象
給付額は対象児童1人につき1万円
対象児童数:4,043人
事業総額 :46,730千円
(田原本町独自の支援策)
ひとり親家庭等への支援給付金事業
新型コロナウィルス感染症による学校等の臨時休業、事務所等の休業等に伴い、特に就業環境の変化による影響を受けやすい、ひとり親家庭等に対する経済的支援のため、児童扶養手当、特別児童扶養手当受給者に給付金を支給します。
対象者:令和2年4月分の対象となる児童に係る児童扶養手当、特別児童扶養手当の受給者(所得制限による全部・一部支給停止・生活保護世帯は対象外)
給付額:対象児童1人につき3万円
対象児童数:403人
事業総額 :12,090千円
(田原本町独自の支援策)
保育料の免除(0歳~2歳)
新型コロナウィルス感染症のまん延防止のための外出自粛や就労者の自宅待機など、様々な取り組みが社会経済活動に多大なる影響を及ぼしている現状から、子育て支援を必要とする世帯に対する経済的支援のため、保育園を利用する保護者が負担する保育料の免除を行います。
免除対象:令和2年4月、5月分
対象者数:127人(0歳~2歳)
免除額 :8,600千円
(田原本町独自の支援策)
学童保育使用料の免除
新型コロナウィルス感染症のまん延防止のための外出自粛や就労者の自宅待機など、様々な取り組みが社会経済活動に多大なる影響を及ぼしている現状から、子育て支援を必要とする世帯に対する経済的支援のため、学童保育を利用する保護者が負担する学童保育使用料の免除を行います。
免除対象:令和2年4月、5月分
対象者数:329人
免除額 :2,400千円
(田原本町独自の支援策)
水道料金(基本料金)の減免について
新型コロナウィルス感染症で影響を受ける町民の生活や経済活動を支援するため、全世帯の水道料金(基本料金)を2か月免除します。
免除内容:町内約14,000件の水道料金の基本料金
免除期間:令和2年7月及び8月検針分の2か月
免除金額:18,480千円
(田原本町独自の支援策)
田原本町新型コロナウィルス感染症拡大防止協力金
奈良県から施設の使用制限の要請を受けて、施設の休止や営業時間の短縮に協力し、県から新型コロナウィルス感染症拡大防止協力金の給付決定を受けた町内事業者に町独自で「新型コロナウィルス感染症拡大防止協力金」を支給します。
協力金について:中小企業10万 個人事業主5万
申請について :町のHPにてお知らせします。
事業費用 :21,059千円
(田原本町独自の支援策)
医療・介護・障害・子育て支援関係事業所へのマスク支給事業
新型コロナウィルス感染症の拡大防止に細心の注意を払いながら、支援が必要な方に全力で支援を提供いただいており、これらの事業所に市場で供給不足が続く「使い捨てマスク」を支給し、事業・サービスの提供の継続を支援します。
支給対象:医療機関20 障害者支援事業所35 介護施設事業所30 子育て支援事業所15 計100事業所
配布数量:50,000枚
事業費 :3,000千円
詳しくはこちらへ
http://www.town.tawaramoto.nara.jp/material/files/group/3/428rinji.pdf
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2020年4月28日
田原本町の取り組みについて①(これまでの施策について)
4月28日、記者会見を開催。田原本町のこれまでの取り組みを説明いたしました。
新型コロナウィルス感染症「住民専用相談窓口」の開設・運営
令和2年3月30日より開始。相談件数256件(4月27日現在)
住民への広報手段の拡充
町ホームページに特設サイト開設、安全安心メールの活用、AIチャットボットの活用、広報たわらもと号外を発行
高齢者に対する見守り
令和2年4月7日以降、65歳以上の一人暮らしの方(施設入所、要介護2以上を除く)に個別にお知らせ・チラシを送付
田原本町福祉協議会、町老人クラブ連合会(友愛会)とも連携を図り、見守り活動を実施
庁舎内の対策
庁舎の換気(一斉放送により2時間ごと実施)、消毒用アルコールの配備と職員による消毒、窓口にアクリル板設置(54基)
図書館取り置き済みの予約本の貸し出し
4月14日より事前予約された本に限定し、貸し出しを実施。返却は町内各地に配置したブックポストを活用。
微酸性次亜塩素酸水生成装置の購入と設置
専用機器を2台購入。原液限定の観点から、優先的に施設へ。
町内医療機関、障碍者支援事業所、介護支援事業所、子育て支援事業所の約100事業所へ無料配布。
給付金対応プロジェクト班の設置
4月20日、副町長を長とし、部課横断的な組織の編成。特別低額給付金事業を適切に、迅速に、間違いなく進めています。
職員について
出勤前の検温、町外在職職員の時差出勤、妊娠職員の職免扱い、クラスター対策として窓口の縮小
妊婦へのマスクの配布
町内に住所登録のある妊婦、里帰り出産のために居住している妊婦対象に、サージカルマスク30枚(1人1回)配布
職員によるマスクの作成・配布
地域包括支援センター職員が中心となり、布マスクを作成。ひとり暮らし高齢者に届ける。
5月1日より配布。町内在住の75歳以上の独り暮らし高齢者490人
詳しくはこちらへ
http://www.town.tawaramoto.nara.jp/material/files/group/3/428rinji.pdf
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2020年4月28日
第12回新型コロナウィルス感染症対策本部会議(記者会見)
4月28日(火)9時より第12回新型コロナウィルス感染症対策本部会議を開催し、下記の方針を決定致し、同日記者会見において内容の発表を行いました。
奈良県内において連日感染者の報告がされている中、今後田原本町にも広がる可能性が十分にあります。今後も「3密(密閉、密集、密接)」が重ならないように工夫し、不要不急の外出等を控えるよう引き続き、危機感をもって対応しなければなりません。4月25日(土)26日(日)に感染者がゼロとなり、安心すると同時に気の緩みが出てきていると感じる。再度私自身も気を引き締めて取り組みを強化する。
連休明け(5月7日)以降の町の対応について
公共施設等は5月31日まで引き続き閉鎖
幼稚園・小学校・中中学校の休校措置について
磯城郡3町と協議して、5月31日まで休校
夏休みの短縮も視野に入れている
(ただし、事態が好転した場合は、自粛等の時期を前倒しにする)保育園について
3月2日から登園自粛をお願いしている。現在も更なる自粛を呼びかけている。今後感染拡大の状況により、休園を命じる。そして職種を限定した特別保育に切り替える。クラスターを生み出さないために、現場はかなり疲弊してきている。消毒液、マスク等を優先的に配布し、支援を続けていく。
学童保育について
奈良県の休業要請に学校も入ったことから、4月27日から休園にしている。職を限った特別保育を田原本小学校での開所。現場のスタッフたちには苦労をかけているが、ともに乗り切りたいので、支援は惜しまない。本日の会議で、この判断の理由は
①連休明けの状況にについて、政府が「緊急事態宣言」を発令した4月8日の感染者発生状況に収束する可能性が限りなく低いこと
②政府は連休中に「緊急事態宣言」の解除・延長について判断するとしているが、その後に町の対応方針を示していたのでは、特に子どもたちへの対応が困難であること
であります。
最後に、日々の感染者の発表に一喜一憂するのではなく、誰もが感染するリスクがあります。田原本町で感染者が報告された場合においても、感染者を特定するような詮索や誹謗中傷をおやめいただくとともに、感染者に対する応援、激励のメッセージをお願いしたいと思います。
また昨年9月に全国サミットを開催し、記憶にも新しいですが、田原本は「桃太郎生誕の地」桃太郎にゆかりがあり、桃太郎伝説が存在します。「コロナ退治」に向かってみんなで打ち勝ち、頑張っていきましょう。
